メタボリックシンドローム

メタボリックシンドロームとは、腹部の内臓の周囲に脂肪がたくさんついて、その上、血圧が高い、血糖値が高い、血中の中性脂肪が多いなどといった症状が2つ以上重なった状態です。

動脈硬化を促進し、心臓病や脳卒中などの重い生活習慣病に進む危険性がとても高いので、早い段階で改善することが大切です。

健診を受けて早めに見つけ、早めに生活習慣を見直しましょう。

検査数値

  1. 腹囲
    男性/85cm以上
    女性/90cm以上
    又はBMI25以上
    男女ともに、腹部CT検査での内臓脂肪面積が100cm2に相当。
    「腹囲」は息を吐いた状態で、おへその高さで測定します。
  2. 血清脂質
    中性脂肪150mg/dl以上
    HDLコレステロール値40mg/dl未満
    のいずれかまたは両方
  3. 血圧
    最高(収縮期)血圧130mmHg以上
    最低(拡張期)血圧85mmHg以上
    のいずれかまたは両方
  4. 血糖
    空腹時血糖値100mg/dl以上
    HbA1c5.2%以上
    のいずれかまたは両方

この4つに加え、喫煙の有無もレベル分けの基準になります。

メタボリックシンドロームの診断基準とは異なります。